【木】の質感を活かす手作りの門扉
私が住んでいる界隈では見かけないおしゃれな門構え。存在感もあって、木の良い風合い。 やっぱり木は時を刻むのか、時の奥行きを感じる。数年後もっと味が出るのだろうな。
仕様
・幅:3.1m、高さ1.3~1.5m
・大型の両開き門扉
・木材:イペ
表情があるって、ホントこういうことですね。
内側も見せてくれますよ!
これがプロの工夫
木製門扉は経年で扉が変形する欠点がある。それで中央部分が擦れ合っ施錠できなくなる問題。
それを解決する必殺技
ズバリ!! 斜めにチールフレームで補強柱、フレームの鉄部分はメタリコン処理(亜鉛で被覆する)の上に、フッ素塗装をすることで、「耐久性」を持たせてる。
開けてみての感動を演出する門扉のあり方
門扉は閉めるためにあると同時に、開けるためにある。開けたらまた感動が。奥行きと玄関アプローチとのコントラスト。
そのアプローチも、ちらっとご紹介します。
施工ポイント
駐車スペースには東洋工業のグラス・ハイブリックシリーズを使用しました。無機質になりがちな駐車スペースに緑を取り込む環境を考えたプランです。緑化スペースの確保により ヒートアイランド現象を緩和します。
乗用車の重量にも耐える強度があるので安心です。通路部分は歩行パーツを埋め込み歩きやすいアプローチです。
門扉もすごいけど、素材の耐久性、スペースの合理性、使いやすさ、そしてお家とのマッチなどトータルで考えられた設計なのだと感心。プロの仕事はさすがです!